誠心会について

理事長あいさつ　池田　一博

　現在の日本は今まで、かつてない高齢化社会に入っております。
　内臓の健康に気をつけるのはもちろんのこと、筋・関節・骨格系（運動器）にも気をつけないと、運動能力や機能の低下により歩行ができなくなってしまいます。
　運動能力や歩行能力の低下は生活習慣病（脂質異常症、糖尿病、高血圧）、血管障害（脳梗塞、虚血性心疾患）、認知症や、寝たきりなどのリスクが上昇し、余命に大きく影響することが判明しています。
　整形外科は主に運動器を扱う科目ですが、高齢化社会においては患者様や利用者様の余命に大きくかかわる重要な科目と考えています。
　運動機能低下による付随する疾患や、そのことによる余命低下リスクに対して、医療法人誠心会では、医療部門において一般診療や運動器リハビリテーションを介護部門では通所リハビリテーション・通所介護・訪問リハビリテーションを行っております。
また地域のクリニック・介護事業所として気軽にご相談いただけるよう、居宅介護支援事業所（うずまさ、いしやま）を併設しております。皆様のお体をいつまでも保てるよう、職員全体としてお役に立てれば幸いです。　

法人運営理念

私たちは、至誠一貫の精神をもって、患者様や利用者様の健康と日常生活を第一に考え、医療・介護サービスの質の向上に努めます。患者様・利用者様の信頼を得るために、医療では技術の向上、介護では人間性あふれるケアを提供し、ニーズを的確に把握し、適切なサービス提供を立案します。

また、至誠一貫の理念に基づき、職員間の協力と連携を図り、チームワークを重視します。その結果、患者様・利用者様に対して効果的で効率的な医療・介護サービスを提供し、地域社会に貢献します。

私たちは、地域の最前線での使命感と責任感を持ち、至誠一貫の精神で社会に貢献してまいります。

至誠一貫とは、極めて誠実で真面目な心を持ち、偽りや飾りがない真実の気持ちを指します。この言葉の由来は、中国戦国時代の思想家である孟子の書物「孟子」に書かれた「至誠にして動からざる者は未だこれ有らざるなり」言葉にあります。これを吉田松陰は「誠を尽くせば、願いは天に通じる」と解釈しました。

組織図